キヤルのマジカルタイム、三分前。原画集
約4か月ぶりにブログを更新するわけですが、色々と余裕が無く更新したくても出来ない状態が続いており辛かった...
ゆるキャンの交通安全祈願ステッカーを買うために山梨に行った話とか書きたい。。。
とまぁそういうのは置いておき、
今回紹介するアニメーター本はこちらです。
『キヤルのマジカルタイム、三分前。原画集』
著者:サト
編集・発行:サトステ
2010/8/15発行
以前ビビッドレッド・オペレーションの記事でも紹介させて戴いた、サト*1さんの本となります。今まで紹介してきたアニメーター本の傾向から分かると思うんですけど、作画を語れないのでアクションとか日常芝居とかよりも、一般受けするような本ばっか買ってます...サクガワカラナイ...
ビビオペ*2や異能バトル*3の原画集の際もそうでしたが、載っている原画の枚数がとにかく多いのがサトステさんの出される本の特徴なのですが、このキヤル本は『グレンラガン パラレルワークス2』(通称:グレパラ)というファンディスク内に含まれている3分ほどのショートムービーの原画集となっているので、1カットの中からの素材を数枚に絞って本に載せているTVシリーズの原画集と違い、カット内ほぼ全ての原図やセル素材が載っている充実した中身となっております。
自身は最近、中野のまん◯らけで経年劣化価格で安く売られていたので1冊買ったのですが、中身に満足して自炊用に2冊目を購入致しました。
その自炊した素材を元に10カット程原撮を撮ってみたのですが、動きのあるカットにはほぼほぼシートが載っていますし素材がない物も多少ありますが完成品と遜色ない素材ばかりです。
グレンラガン パラレルワークス2
— くらりん (@clarinht) February 14, 2020
キヤルのマジカルタイム、三分前。
c001~c013
Director:山口智 pic.twitter.com/xuyVTqafmS
下にC2_C83の兼用カットの例を載せますが、
BG原図*4以外のキヤルの素材はセル部分のみをトリミングして見せることで、1ページ辺りに載る素材を増やしなるべく全ての素材が見れるような工夫がなされています。
またサトステの原画集に共通して、カットに対するコメントや制作当時の話の量も多く、ファンをより楽しませてくれる構成となっています。
個人的にサトステさんの出される原画集の構成が一番タイプです。
こんな感じにロケ写が載っているページもありますが、10年前なので歴史を感じる...
グレンラガンが好きだった方、サトさんの絵が好きな方は中古市場でまだまだ出回っていますし、中古のネット通販でも買えますので是非是非。