理想の原画集を求めて
コミックマーケット96から早くも1週間経ち、
皆様も落ち着いてきた頃合だと思われます。
コミケでは多くのアニメーターの方達が色々な
イラスト本らくがき本を出されていますが、
やっぱりTV本編の原画素材が収録された原画集が
皆さんに一番人気なんじゃないかなって思います。
その原画集にも様々な種類というか、
構成の仕方、掲載の仕方でバラつきがあります。
例えばキャラ人気の作品の原画集には
キャラのバストアップが沢山載っていたり、
作画に重きを置いている作品の原画集には
タイムシート*1も掲載していたりと
原画集を買ってみると分かると思います。
アクション原画なのにタイムシートが
載っていないとガッカリしたり、キャラが好きなのに
引きの原画ばかり載っていてもうーんってなる方が
それなりにいらっしゃるんじゃないかなって思います。
今日はこちらの本
ではなく、様々な原画集について取り上げた
水池屋文庫を紹介したいと思います。
2017/12/31 サークルbono1978より発刊
藤津亮太さんのブロマガに連載していた
水池屋さんが様々な原画集について語った
記事の抜粋された本になります。
有名どころの原画集から、コミケで個人サークルで
頒布されている原画集など20冊ほど取り上げているので
読んでいて色々勉強になりました。
また手に入る機会があるかは分かりませんが
一度こういう紹介本も読んでみると意外と楽しめますよ!
個人的なメモにもなるんですが
アニメーターの方で、個人で作画修正修を出していたり
企業で出されている本でも制作さんが編集していて
仕上がりがイマイチ...ってのがたまにあるので
unkoerさんが最近タメになる
原画素材編集マニュアル動画をアップしていたので
これを参考にするといいかも!
って事でリンク貼っておきますね。
修正用紙をモノクロで載せるための最低限の調整なんて簡単にできるのに何もしてない本が多い。画像はヤフオク!で拾ったもの。 pic.twitter.com/9mSAS0gaBL
— unkoer (@unkoer) August 13, 2019
*1:原画の動きのタイミングや撮影効果の指示を書く紙